芸能ブログライターのkomichiです。
今回は、現在話題となっている「「君の名は」の感想とネタバレ、あらすじは?」です。
2016年8月26日に公開され、なんと3日間で動員数が95万9834人を突破したといいますから、どれだけ注目を集めているのか分かります!
今回は、新海誠監督が手掛けるシリーズの7作目となった、君の名はについての情報をまとめていきます!
「君の名は」のあらすじ
君の名はを作った新海誠監督とは一体どんな方なのでしょうか?
ネタバレになるあらすじを見て行く前に、大注目作品を生み出している、評価も高い新海誠監督について人物像などを見ていきたいと思います。
今回「言の葉の庭」という作品から3年経って完成した作品「君の名は」が、いきなりの大ヒットになったばかりの新海誠監督は、1973年2月9日生まれの43歳!
出身地は長野県小海町で、中央大学文学部に在籍中に日本ファルコムというゲームソフトなどの開発を行っている会社にアルバイトとして従事し、その後卒業した後に正式入社しました!
会社のパソコンゲームなどを制作しながら、自主製作アニメーションを制作していて、1988年に「遠い世界」で、eAT98で特別賞を受賞、2000年になると「彼女と彼女の猫」でプロジェクトチームDoGA主催の第12回CGアニメコンテストでグランプリを獲得しました!
これらがきっかけとなり、2000年に日本ファルコムを退社しアニメ制作に集中するようになりました。
現在はコミック・ウェーブ・フィルムというアニメ制作会社に所属しています!
2002年になると、監督、脚本、美術、演出、作画、編集などの作業をほとんど一人で行い発表した「ほしのこえ」という約25分ほどのフルデジタルアニメーションを発表し、この作品は様々な賞を受賞し注目を集めるようになります。
2004年になると「雲のむこう、約束の場所」を発表、こちらは初めての長編作品となっていて、なんと第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を、あの宮﨑駿の作品である「ハウルの動く城」を抑えて受賞したほど評価が高い作品となったのです!
コチラの作品は、映画から小説にもなり、漫画版の連載にまで広がっていきました!
2007年になると、「秒速5センチメートル」でアジア太平洋映画祭アニメーション映画賞を受賞、さらにイタリアフューチャーフィルム映画祭ランチア・プラチナグランプリという最高賞を受賞するなど、世界でも高い評価を受け、その才能に注目が集まったのです!
2008年1月~2月には、ヨルダン、カタール、シリアで、現地のクリエイターを対象にデジタルアニメーション制作のワークショップなどを行い、その後は1年間ロンドンに滞在、2009年4月に帰国しさらなる活動を始めました。
このワークショップなどの活動が、2012年に世界で活躍し「日本」を発信する日本人プロジェクトに選出され、内閣府国家戦略室の担当大臣から感謝状が送られるなど、日本という国を世界に広げる活躍までするようになりました!
2011年になると、「星を追う子ども」を発表し、国際アニメーション映画祭や、中国などで賞を受賞するなど、評価をさらに高めながらグローバルな活躍をしていきました。
2013年、「言の葉の庭」を発表し、それまでの作品の中でも、新海誠監督の最大のヒット作品になったのですが、あっさりと次の作品である君の名はでそれを超えてしまいました!
「言の葉の庭」は様々な国際的な賞を数々受賞するなど、まさに新海誠の快進撃&高い評価はまだまだ止まる勢いがない状態となりました!
君の名はでは3日間で95万人以上の動員数ですから、1ヶ月後にはどんな数字が叩きだされていくのか分からない状態ですし、どんな賞を受賞し、話題が何につながっていくのか検討もつきません。
一貫して作品の中では、風景模写の美しさや綿密さが評判となる監督で、どこかスピリチュアルな要素がふんだんに盛り込まれている作品となっています。
少年と少女の恋愛を描いている作品が多く、不思議な魅力のある内容のアニメーションを制作することでもよく知られているのです。
人物像としては、プライベートでは猫が好きだということで、「雲のむこう、約束の場所」を制作しているときに拾った猫を飼っていて、この作品の主人公「沢渡佐由理」にちなんでサユリと名付けたそうですから、拾ったのはどうやらメス猫のようです!
小学生時代はスピードスケートのクラブに所属していて、冬には凍えながら練習をしていたそうです。
結局速い選手にはなれなかったそうですが、思い出は母親が持たせてくれた、餅に海苔を巻いた食べ物が美味しかったことや、氷にヒビが入る時の低くて深い音といった、現在の評価の高い作品を作る感性がかいま見えるような繊細なことを覚えているということです。
育った小海町が大好きで、東京へは行きたかったけれど、上京する数日前までは毎日のように生まれ育った町を長い時間をかけて歩きまわったそうです。
上京した東京は、自然が豊かな故郷と比べると非常に汚く感じ、慣れるまで3年もかかったそうですから、独特の感性は、やはり自然の中で育ちながら育んだ感受性から発せられているようです。
本人が言った言葉に、「思春期の困難な時期に、風景の美しさに自分自身を救われ、励まされてきたので、そういう感覚を映画に込められたらという気持ちをずーっと一貫して持っている」というものがありますが、自然豊かな場所で育ったことで、人間の世界でいろいろと面倒が起こる思春期の多感な時期を乗り越えられたことなども、非常に作品の後押しをしているようです。
こうやって君の名はを発表した新海誠の人物像などを見ていくと、個人的には非常に繊細で、そして女性性を上手に発揮して作品作りをしている、細やかな方なのだろうなという印象を強く受けますが、あなたはどう感じますか?
ちなみに、新海誠という名前は仕事をするうえでの芸能人で言えば芸名のようで、本名は新津誠(にいつまこと)だということです。
個人的には仕事名がポエムチックだなと感じられますが、本人も、自分が作品の中で使うセリフ回しなどは、「深夜に書いたポエム」と評していますから、やはりそういった要素を持つ名前を付けたのではないかと推測します。
このように、才能豊かで、故郷や自然、そして育った町で人々が暮らす日々の営みを大切に感じながら成長し、28歳になってから作品作りをするようになった後からは、どうしてもあの故郷の美しい青空をアニメーションで表現したくて毎日絵を描いているそうですが、あれだけ繊細で美しい風景を描いていて、それが賞賛されて高い評価を得ているのですが、本人はまだまだ納得できる空の絵を描けていないそうです。
人間はやはり自然にはかなわないという意味にも受け取れるのですが、冷たい冬の寒さを身も持って知りながらスピードスケートをやってきた経験や、その中で感じたすべてのこと、成長期の困難な感情などを持つ時期に自然から助けてもらったという経験など、これらすべてが監督の作品に生かされているということを考えると、人間の人生は、一つの面だけを切り取って見せられるものではないという事実が浮き彫りとなります。
ちなみに、プライベートなことはほとんど出てきませんが、既婚者であるようで、娘がいるとTwitterで公表しています。
そんな監督が2016年8月26日に公開した「君の名は」とは、ネタバレになりますがどんなあらすじになっている作品となったのでしょうか?
今回の作品、君の名は、またもや男女の恋を描いた作品となっていますが、主人公は東京の千代田区六番町に住んでいる男子高校生の立花瀧(たき)と、岐阜県Z郡糸守町に住んでいる女子高生の宮水三葉になります。
ここからはバッチリネタバレのあらすじを書いていきますから、知りたくない方はスルーして次の章へと進んでください!
1,200年ぶりに地球へ惑星が接近している一ヶ月前に、二人の人生は交差し始めます。
三葉は東京にあこがれを持っていました、その理由は、町長の父親の選挙運動、田舎独特の古い習慣への煩わしさでしたが、ある日自分が東京の男子高校生になっている夢を見ます。
元々憧れていましたから、夢の中とはいえ、三葉は東京を満喫するのでした!
一方、君の名はの中で男子高校生役となっている瀧もまた、自分が見たこともない田舎町で女子高生になっている奇妙な夢を見ます。
これが日々繰り返されていき、抜け落ちていく記憶や時間、何度も入れ替わる体と生活に戸惑いながらも、現実を受け止めながら、お互いのメモを頼りに、時には喧嘩をしながら、お互いの人生を楽しみながら日々を過ごしていました。
なんとか打ち解けてきて、この生活にも慣れたころ、定期的に入れ替わっていたその出来事が途切れてしまいます。
お互いに会ったことがないのですが、夢の中での入れ替わりが途切れたことで、瀧はスケッチに描かれた絵だけを頼りに三葉を探しにいくことにしました!
なんとかたどり着いた糸守町は、3年前の隕石の衝突で消滅していて、なんと三葉とその家族、町の人たちなどはすでにそのときに亡くなっていたのです!
この事実を知り、三葉になったときに参拝した山上にある宮水神社のご神体に向かい、もう一度入れ替わりが起きるようにと願いながら、三葉の残したく口噛み酒を飲むのです。
まだまだ君の名はのネタバレあらすじは続きますが、ここまでご紹介して、ワクワクするというか、なんだか心の奥底をくすぐられるような感覚になります、それではあらすじの続きをどうぞ!
再び3年前の隕石が衝突するまえの三葉の体と入れ替わった瀧は、友人たちと一緒に、住民を避難させるために変電所を爆破させて停電をさせて電波をジャックし、非難を呼びかけるという作戦を計画しますが、要となる三葉の父で糸守町長の説得に失敗!
今度は瀧の体に入ったまま、ご神体のある山にいる三葉に会うために、瀧は山を登りますが、このときの瀧は三葉の体のなかに入っています。
お互いが生きている世界では3年という時間の時差があるのですが、なぜだかお互いの声だけは聞こえます。
夕方になると、お互いの入れ替わりが終わり、自分の体に戻った二人は、初めて顔を合せるのでした!
君の名はのネタバレあらすじはまだまだ続きます!
瀧の計画を引き継いだ三葉は、計画を実行しますが職員に見つかってしまい、改めて父の説得に向かいます。
ここからは、君の名は舞台をその先の未来へとつなげていきます。
入れ替わりが起こってから5年後、隕石が衝突してから8年後、奇跡的に避難をしていたことで犠牲者が出なかったため、生きている三葉と瀧は漠然と誰かを探しているという思いだけが胸のどこかにあり、ときどき街中で、その相手の気配だけを感じることがありました。
ここからは、かなりのネタバレですから、あらすじをここまで読んで最後はスルーするということも出来ますが、いかがなさいますか?
とりあえず最後まで君の名はのあらすじを続けます!
ある日、並走する電車の車窓でお互いを見つけた二人は、次の駅で降りお互いが降りた駅に向かって走ります。
お互いをようやく見つけた二人は、歩み寄っていきます。
すれ違ったところで瀧が声をかけ、お互いが探していた相手だと理解します。
そして、この映画のタイトルのように、お互い一緒に相手の名前を尋ねるのでした。
がっつりネタバレになりましたあらすじをご紹介しました!
「君の名は」のkomichiの見解とネタバレ
公開されて3日で動員数がものすごいことになっている君の名はですが、この作品について、僭越ながらkomichiの見解や感想を述べさせていただきたいと思います。
個人的にも新海誠監督作品は好きで観ていますが、いつも感じるのは、うまく言葉に変換できないのですが、この監督の作る作品は、非常に心の奥底にある大切ななにかに触れる、そう心の琴線に触れると強く感じるのです!
どうしても私たちは、過去、現在、未来という時間軸で人生を見てしまいがちですが、君の名はなどの作品から出ているエネルギーや表現されているものは、その時間の概念を超えた時空、さらには生死も超えた非常に懐かしく、思い出そうとするのだけれどどうしても思い出せない、そんな世界観をうまく表現しているなと感じられます。
その世界観は、きっと見ている人一人一人違う感性で捉えているでしょうが、これだけの動員数を3日ではじき出すほどの注目度と人気ですから、評価も高いので、きっとみんなが理解しようとしているものや、感想などは同じものであると思うのです。
そこを、とにかく非常にうまく、そして感性高く表現されていて、そうなんだそう、そうだったんだよと、思わず心のどこかで強くストーリーを追いながら深く頷いてしまう自分を感じ、気が付くと引きずり込まれているのです。
なんとも懐かしい、だけどどうしても思い出せないけれど、そこは安全で豊かで幸せで安堵に満ちた世界だということは漠然と分かっているのですが、ではそれを表現してみて、分かりやすく伝えてと言われると、えっとぉー(汗)となるので、新海誠監督のシリーズは、そんな喉まで出かかっているその世界観を鮮やかに美しく、そして泣きたくなるような感動と共に表現しているので、素晴らしい才能だなと非常に強くそう思ってしまいます。
君の名はのネタバレをしてしまいましたが、あらすじを読んでいるだけでも、思わずうるっとしてしまう、この表現能力は、あれだけの賞をこれまでもらってきた、評価の高い監督だからこそ描ける世界観ではと個人的感想では思っています。
そして、先程書いたように、故郷の町で見ていたあの美しい青空を描きたくて毎日描いていると話しているように、komichiが思い出せそうで出せないと言うように、やはり自然、そして時空や時間を超えた空間などをこの世界で描ききることは、出来ないのだろうなと感じてしまいます。
だからこそ人は生きていて、経験し、観察して生きているのだろうなと感じられ、現実的ではありますが、摩訶不思議でもある世界観を描く君の名はなどの作品の人気や評価が高いのも、頷けると個人的には思います。
個人的経験ですが、子供の頃から誰かを探しているという気持ちがあって、それが誰なのかはわからないのだけど、君の名はという作品のように、当時は名前も顔も知らなかったその誰かに会うために生きているという気持ちが頭から離れませんでした。
そして成長し、田舎から東京へと上京し、母親を亡くした半年後に、その誰かに出会う経験をしました。
そんな経験を持っているだけに、かなり琴線に触れる作品だなという感覚を強く持っています。
きっと多くの人がそう感じながら成長しているのではないでしょうか?
心の奥ではみんな繋がっている、そう言われていますが、経験は人それぞれですか、感じ方もひとりひとり違うので、komichiの見解も感想も評価も、そんな見方や感じ方もあるのかといった程度に受け取っていただければと思います。
あなたはネタバレあらすじなどを読んだり、すでに映画を見た人もいるかもしれませんが、この作品を知り、見て、どんな見解、感想、評価を持ちましたか?
「君の名は」の声優一覧
それではここからは、君の名はの声優についてご紹介していきましょう!
畳み掛けるようなリズムのある声優たちの声が映画を盛り上げていますが、まずは主人公の二人の声を担当した声優をご紹介していきましょう。
立花瀧を担当した声優は、俳優としての評価も高い神木隆之介になります!
君の名はで、男子高校生と入れ替わる宮水三葉を担当したのは、この映画に関わった2016年現在18歳である上白石萌音で、彼女の声の感想は、非常に役柄に合っているなと感じた女優になります。
声優選びに失敗すると、大変なイメージダウンとなりますから、ここは慎重に選ばれたのではないかと思います。
それではその他の声優をご紹介していきます。
● 奥寺ミキ・・・長澤まさみ・・・瀧のアルバイト先の先輩で、美人でおしゃれな女子大生
● 宮水一葉・・・市川悦子・・・三葉の祖母
● 勅使河原克彦・・・成田凌・・・三葉の同級生でオカルト好きで機械オタク、三葉が気になっている
● 名取早耶香・・・悠木碧・・・三葉の同級生で幼なじみ
● 藤井司・・・島崎信長・・・瀧の同級生
● 高木真太・・・ 石川界人・・・瀧の同級生
● 宮水四葉・・・谷花音・・・三葉の妹
声優には、これらの方々が選ばれています。
こうやって見ていくと、声優だけをやっているプロではなく、俳優や女優、子役をやっている人たちが選ばれているのが分かります。
演技をするのも、声優として活躍するのも、評価が高ければやれるものではありますから、選ばれるだけのエネルギーを持っていたのだと思われます。
感想としては、やはり主人公の瀧の声を、神木隆之介という不思議な魅力のある俳優が担当しているのはかなりポイントが高いのではといった印象を受けました。
声優は顔が出てこない俳優でもありますから、アニメーションなどでは重要な役割を持っています。
現役俳優としても評価の高い人たちが出演し、君の名はを大いに盛り上げていることだけは間違いないようです!
「君の名は」の評価ってどうなの?興行収入は?
それではここからは、そもそも君の名はの評価はどうなんでしょうか?
という話や、興行収入についての情報をまとめていきましょう。
すでに書いているように、作品を作っているのは新海誠監督です。
これまでの作品の評価も相当高く、日本だけではなく海外からも賞賛されて賞をもらっているほどの実力を持っている人物が、3年ぶりに発表した作品ですから、ほうぼうで評価はかなり高いのではないかと考えられます。
ネット上で調べていっても、もちろん評価の低い情報を載せているサイトもありますが、かなり手応えを感じるような高い評価を付けているサイトや、数字を見ることが出来ますから、期待以上の出来と言える作品になっているのではないかと思われます。
そして、これまでの新海誠作品の中で最高傑作という表現をしているサイトもありました!
純粋なエネルギーを感じますから、感想や評価が高い作品になったことは当然なのかなといった印象を持ちました。
さらに、興行収入ですが、公開3日目で、95万人以上の動員数ですから、当然興行収入もすごいことになっています。
3日間で10億円を軽く突破しており、12億7,795円となっていて、配給元では、最終的に60億円狙えるのではとしています。
非常に楽しみな数字ですが、かなりのスピードで動員数や興行収入を伸ばしています、まだまだ公開されたばかりですから、今後どんな数字で終わるのか楽しみです!
今回は、「「君の名は」の感想とネタバレ、あらすじは?」をお届けしました!